サン=ジャン=ド=モーリエンヌに構える無料のオピネルミュージアムは、常設展や企画展を通じて、オピネルの歴史や製造工程の変遷を展示しています。どなたにも楽しんでいただけるよう、お子さまのための楽しい資料や、外国語に翻訳されたパンフレットなどもご用意しました。

ロータリー中央とスケートパークの2か所にある巨大なオピネルナイフのモニュメントで、記念写真を撮るのもおすすめです。

ミュージアムの歴史

オピネルミュージアムの建物は、創業者ジョセフ・オピネルの弟で、同じく鍛冶職人であったジャン・オピネルの工房として、1932年に建てられました。20世紀初頭、ジュヴダズを離れたジャン、息子のダニエル、孫のジャックは、1973年までサン=ジャン=ド=モーリエンヌの工房で「クロワ=ド=サヴォワ」というブランドで工具やナイフを製造していました。

  • クロワ=ド=サヴォワの工場で働く人々1
  • クロワ=ド=サヴォワの工場で働く人々2
  • クロワ=ド=サヴォワの工場で働く人々3

クロワ=ド=サヴォワの工場で働く人々

1915年、シャンベリー郊外コニャンにオピネル社が移転。この工房は、オピネル社の副工房として、1973年から1985年まで使用されていました。1989年、工房主であったジャン・オピネルの息子ジャック・オピネルは、サン=ジャン=ド=モーリエンヌの敷地を、オピネルの歴史と変遷を伝えるオピネルミュージアムとして改め、開館しました。

  • 鍛冶工房だったこの建物も、時代とともに様変わりしました1
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  • 鍛冶工房だったこの建物も、時代とともに様変わりしました3

鍛冶工房だったこの建物も、時代とともに様変わりしました

2012年、オピネル社とジャックの息子マキシム・オピネルによって建物の改修が始まり、2013年に新しい美術館を伴う拡張・改修工事を施工。2018年にはさらに拡張し、年間5万人以上の来館者を収容できるようになりました。

  • OPINEL博物館1
  • OPINEL博物館2
  • OPINEL博物館3

住所・開館時間について

  • 開館日・休館日について

    【1~6月、9~12月の期間】 休館日は日曜日・祝祭日
    【7~8月の期間】 休館日はなく、全日開館

  • 開館時間

    9:00〜18:30
    ※入館は閉館30分前の18:00まで

  • 住所

    ジャン・ジョレス通り25番地 73300
    サン=ジャン=ド=モーリエンヌ フランス
    25, rue jean jaurès 73300
    Saint-Jean-de-Maurienne France

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アクセス

ミュージアムはサン=ジャン=ド=モーリエンヌのダウンタウンにあります。

  • 車:

    1.
    シャンベリー(Chambéry)からモーリエンヌ(Maurienne)へ向かうA43号線:27番出口(サン=ジャン=ド=モーリエンヌ/Saint-Jean-de-Maurienne)
    2.
    イタリアからモーリエンヌへ向かう A43 号線: 28番出口(サン=ジュリアン=モンドニ/St Julien Montdenis)
  • 鉄道:

    サン=ジャン=ド=モーリエンヌ駅 (Saint-Jean-de-Maurienne)